季節は夏から秋へと移ろい、ずいぶん過ごしやすくなってきましたね。
さて、今回は9月10日(土)~11日(日)に開かれた「第2回SEP(SST)実践者養成研修<初級>」の研修報告をいたします。
今年も昨年に引き続き、オムロン労働組合西部支部様のご支援をいただき、藤木美奈子氏・中澤良子氏を講師にお招きして、残暑厳しい大阪は梅田にて開かれました。
参加者の皆さんは、母子生活支援施設の職員をはじめ女性や子ども・障がい者等の支援に携わっておられる方々で、日本各地から多数お集まりいただきました(南は沖縄県から3名の方が!)。
中には、昨年に引き続いて参加された方や昨年定員に達したためご参加いただけなかった方もおられました。
9月10日(土)
まずは、開場前に運営者が集まり、会場設営や配布物等の準備と打ち合わせを行いました。
今年は、藤木氏の教え子である関西大学臨床心理専門職大学院から5名の学生ボランティアさんが準備・運営に2日間協力してくださりました。
そしていよいよ、東さくら園施設長・廣瀬みどりの挨拶と、司会の中澤良子氏からのガイダンスで今年の研修が幕を開けました。

そして、藤木氏の講義から研修が始まり、SEP(SST)研究の経緯や概要、対人関係と社会的スキル、支援が必要な女性の特徴・共通点、認知行動療法と認知の修正などについて学びました。


続いて、参加者同士が2人一組のペアになって、実際にSEP(SST)を用いて「気づき与える会話練習」を行い、感想を述べ合いました。
参加者の皆さんは四苦八苦されながらも熱心に練習をされており、会場のあちこちで活発な話し声とにぎやかな笑い声が起こりました。
そして、初日の研修が終わり、夜は交流会が開かれました。

ここにも多くの方にご参加いただき、和やかな雰囲気の中、参加者の皆さんは料理を楽しみながらお互いに情報交換をして交流を深めておられました。
交流会の後には2次会があり・・・楽しい夜は更けていきました。