12月に入って寒気いよいよという日が続いています♪
東さくら園の学童さん達は元気にサッカーをしに、公園に出かけてはボールを追いかけ合っています!
病気が流行しはじめる時期ですので、この調子で毎日元気いっぱい遊んでもらいたいものです。
さて、今日は夏休みの思い出・第2弾 プレイバック『わくわくワーク編』についてご紹介させていただきます。
わくわくワークとは、小学生以上の子ども達が体や頭を使っておこなうワークショップのことです。
ワークショップの内容は、毎回カウンセラーと職員が話し合って決めています。
今年のテーマは「境界線を知ること」と「安心と安定の関係性を構築すること」です。
言葉で表現するとわかりにくいので、どんなことをしたか内容を説明しますね。
わくわくワークはまず最初に、安心のルール作りからします!
みんなが安心してワークショップに参加するにはどうしたらいいか、参加者全員から募り決めていきます。

次に、アイスブレーキングとして、場の空気が盛り上がるゲームをします。
今回は「バブリバッバッバ」というアメリカ仕込みのゲームをしました♪
ファシリテーター(今回の場合は職員)が「バブリバッバッバ」と言い終わる前に指された人は「バ」と言うゲームです。
たまに別の言葉のひっかけもあるのですが、子ども達の反射神経はすばらしいもので、全然ひっかかってくれませんでした・・・
その次に、今回の大きなテーマの一つである「境界線」について学びます。
境界線を学ぶ前に人の権利について説明しました。
そして、自分と他人との距離は自分で決めていいことを体を使って表現します。
偶然にも席に座っていた順番が大人と子どもが交互になっていたのでペアになり、だんだんと距離を縮めてくる相手にこれ以上は近づいてほしくないと思ったところで「ストップ」という練習をしました。
最後は新聞紙ちぎりをし、希望のプールを作ります。
音楽に合わせて新聞紙をちぎり、その新聞紙を1人ずつみんなで花吹雪のように掛け合います。

子ども達から自然と「おめでとうございます」などの声が聞かれました。
なかには新聞紙を一箇所に集めて、砂風呂のように埋もれる感覚を楽しんでいる子どももいました。
そして、この新聞紙を自分の夢を思い浮かべたり、言葉にしながら色とりどりの袋に入れていきます。
そしてその袋でプールを作り、1人1人が飛び込んでいきます。
カラービニール袋がバラバラにならないようにプールの周りはみんなで支えます。
支えられていることにより、安心を感じられるのが、このワークショップのねらいです。
最後は、みんなでわくわくワークの感想を言い合って、内容を振り返って終わります。
大人も子どもも、終始笑顔でいっぱいなわくわくワークでした。
「人に優しくしましょう」、「嫌なことは断りましょう」、「協力しましょう」など言葉で言うのは簡単ですが、実際に身につけるのは難しいものです。
このワークショップでは、子ども達が必要な力を身につける大きな一つのきっかけとなっています。
そして、名前の通り「わくわく楽しみながら取り組む」のがわくわくワークなのです。