アットホームな中本地区

2014年4月26日 リアン東さくら

こんにちは、陽気な晴天が続いていますね。

実は、東さくら園で毎年上げていた鯉のぼりですが、今年は大きな物に新調しました。

鯉のぼりは、「子ども達を守って下さい」とお願いする目印でもあるそうです。

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子ども達がたくさん生活する母子生活支援施設ですから、大きな目印が必要ですよね。
隣の保育所からも、東さくら園の鯉のぼりがよく見え、子ども達が喜んでくれているというお話を聞いて嬉しく思います。

保育室の子ども達と散歩に行った帰り道、中本橋で川をのぞいていると、30cmくらいの黒い鯉が2匹泳いでるのを見つけました。

様子を楽しく見ていると、地域の方が「1メートル級の鯉が最近泳いでるよ、ここは、大和川と繋がっているからなー」と話され、みんなで探していました。

すると、本当に80cmぐらいはあるであろう、大きな鯉がぴょんっと跳ねました。

「わー」と大きな声で喜んでいると、「こんな汚い川に魚が泳いでいるの」と続々と地域の方が集まって来られます。

IMG_5289「おー凄い、凄い」と皆さん歩いている足を止めて、盛り上がりました。

東さくら園のある中本地区は、そんな下町の様な、アットホームな雰囲気で心暖まります。

職場内研修会「デートDV防止講座」

2014年4月22日 リアン東さくら

こんにちは。

突然ですが・・・・問題です!!

Q.恋人や夫などの身近な男性から、殴るなどの身体的暴力を受けたことがある女性は、日本の女性のうちの何%になるでしょうか?

A.正解は・・・24.9%です(2012年内閣府調査)

つまり、日本の女性の4人に1人は身体的暴力を受けたことがあるということになります。

このデータを皆さんはどう感じられますか?

もちろん、身体的にはなくても精神的・性的・経済的・社会的な暴力を含めれば、その割合はさらに高くなりますし、女性から男性への暴力もありますし、同性のカップル間でも暴力は起こりえます。

DV(Domestic Violence)は恋人や夫婦など「親しい関係の男女(カップル)」の間で起きる暴力のことで、特に若い世代でのDVは「デートDV」と呼ばれ、痛ましい事件が連日のように報道されており、大きな社会問題となっていることはご承知の通りです。

そこで、「デートDV」について職員が集まって学び合うこととなり、NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべの石崎和美さんを講師としてお招きし、「デートDV防止に向けて~対等な関係をつくろう~」というテーマで職場内研修会を開きました。

事務所のお留守番を施設長にお願いし(笑)、研修会には女性職員も男性職員も新人も中堅もベテランも宿直明けの職員も参加しました。

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石崎さんからは、「DVは『相手を力で支配する=思うようにする』ことです」との説明があり、「暴力はどんなことがあっても許されない」とのお話がありました。

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そして、各自で「デートDV危険度チェック」をして自分が被害者や加害者になっていないかを確認してみたり、数名が交代でみんなの前に立ち、手渡されたシナリオ通りにDVの関係にあるカップルや対等な関係にあるカップルを演じたりもしました。

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そして、「対等な関係をつくるには、自分を尊重し、同時に相手を尊重すること」だということをみんなで確認しました。

では、最後に今回の研修会で学んだことをおさらいし、せっかくなのでココで皆さんと共有したいと思います。

☆どんな人も、いやなことを無理強いされたら拒否する権利があります!

☆たとえ、傷ついても、人には必ず回復するパワーがあります!

☆あなたの知識や、あなたの一言が誰かを助けるきっかけになることがあります!

今回多くの職員が一緒になって、とても大切なことを勉強することができました。

講師を務めてくださった石崎さん、本当にありがとうございました。

東さくら園では、これからも様々な研修や学習を通じて、職員一人ひとりの学びを深めていきたいと考えています。

「NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ」さんのホームページはコチラです。

たくさんの食料品をいただきました!

2014年4月17日 リアン東さくら

こんにちは。

今年もフィットネスクラブカーブスを利用する皆様から「フードドライブ」活動として、たくさんの食料品を送っていただきました。

IMG_4931この「フードドライブ」は、家庭にある缶詰・調味料などの長期保存可能な食料品を集め、地域の社会福祉施設へ寄付される活動で、2014年度は全国1,365店舗で実施されたそうです。

大阪府社会福祉協議会を通じて、以下の店舗を利用されている皆様からたくさんの食料品をいただきました。

●Curves上新田 ●Curves中桜塚
●Curves宮元  ●Curves伊丹駅前
●Curves箕面市役所前  ●Curves高槻駅前
●Curves江坂駅前 ●CurvesJR吹田駅前

また、昨年に引き続き、東さくら園のお母さんと子どもたちに、と直接食料品を届けに来てくださる方(店舗)もいらっしゃいました。

●Curves此花 ●Curves野田阪神 ●Curves阪神姫島 の皆様です。

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カーブスのお二人と施設長

いただいた大量の食料品は、職員総出で小分けにしてお母さん方にお配りしました。

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まずは、種類ごとに分けていこうか!?

小分けは大変な作業でしたが、職員はなぜかみんな笑顔でした。

やっぱり、食べ物があるというだけで人は幸せな気持ちになれるんでしょうね(笑)。

もちろん、お母さん方も大変喜ばれていました。

フィットネスクラブカーブスの皆様の厚いご理解とご支援に心よりお礼を申し上げます。

宮川大助さんがやってきた!!

2014年4月14日 リアン東さくら

先日なんと、「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」の『宮川大助さん』が東さくら園にやってこられました(^@^)

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突然のご訪問に職員一同ビックリ!

と言いますのも、宮川大助さんは、これまでも様々な芝居等のプロデュ―スをされておられ、過日ヨーロッパにおいて戦争孤児が参加した舞台上演に感動され、

『施設に入所する子ども達に貴重な経験とチャレンジの機会をこの大阪で!!』 

との熱い呼びかけに東さくら園の代表2名の子ども達が共鳴し、お芝居に挑戦させていただくこととなりました。

この二人は、この春見事希望する高校に合格v(^^)v 晴れて高校生となったガッツと底抜けな明るさをもった女の子です☆

この日は、その二人の『合格祝い』と『大助さんと花子さんの4月9日の結婚記念お花見会』の招待も兼ねて施設に訪問してくださいました。

そして4月9日、奈良県・生駒山にある大助さんのご自宅のガーデンで開催されるお花見会に参加させていただきました(1名は、学校の授業であいにくの欠席)。

❀ 桜満開 ❀

ガーデンからは街や山が見下ろせるまさに絶景の癒しのスポットでした☆☆☆☆☆

お花見会ではプロの方による生演奏あり、歌あり、漫才あり、おいしい料理ありe t c. . .の大盛り上がりのお花見会でした。

中西喜美恵さんによるさすがの歌声
中西喜美恵さんによるさすがの歌声
さくらの木の下で

さいごは、大助さん花子さんとハイ・チーズ!!

お花見会に参加したRちゃんは、『部活にバイトに芝居の稽古になんしかがんばるわ』と帰り道、抱負を語ってくれました(❤^^❤) 二人ともがんばって~

大助さん花子さん、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくおねがいいたします!

m(^^)m    

ミシンをいただきました!

2014年4月8日 リアン東さくら

こんにちは。

先月の睦会(月に1度開かれるお母さん方と職員の集会)に、救世軍泉尾小隊(キリスト教会)の方々がミシンを届けに来てくださいました。

救世軍泉尾小隊長様よりご挨拶
救世軍泉尾小隊長様よりご挨拶

救世軍様は毎年「社会鍋」と称する助け合い運動を行っておられます。これは、地域の皆様からの善意を寄せ、その心を取り次ぐ趣旨の明治時代から続く歴史ある運動です。

この「社会鍋」を通して、以前にも私たちからのリクエストで来客用のスリッパをたくさんいただいたことがあり、今回も同様にミシン3台の寄贈をいただいた次第です。

寄贈品:ミシン

 

いただいたミシンはお母さん方に貸し出したり、子ども達と一緒に裁縫や制作活動で使わせていただきたいと思います。

皆様の厚いご理解とご支援に心よりお礼を申し上げます。

救世軍様のホームページはコチラです。

『知っておきたい!養育費算定のこと』

2014年4月8日 リアン東さくら

こんにちは。

今回はとある本をご紹介したいと思います。

それは、大阪弁護士会の貧困・生活再建問題対策本部女性と子どもの貧困部会さんから発刊された『知っておきたい!養育費算定のこと~貧困母子世帯をなくすために』という本です。

同会は、大阪弁護士会さんが2010年に立ち上げた「貧困・生活再建問題対策本部」のなかで、女性と子どもの貧困問題を考えるためにつくられた部会です。

養育費問題のほか、母子生活支援施設の実態調査や男女賃金差別問題の研究等に取り組んでおられます。

このように、法曹界からも応援いただいていることはとても心強く、これからもお母さんと子どもたちを共に応援していただければ幸いです。

以下は、広告からの転用です。

『知っておきたい!養育費算定のこと』
~貧困母子世帯をなくすために~

毎年3組に1組の夫婦が離婚し、そのうち8割が母子世帯になる現在。その半数近くが非正規雇用、6割以上が生活保護水準以下の収入です。

母子家庭の貧困は、子どもの貧困にも直結する見過ごせない問題でもあります。

本書は母子世帯の貧困の原因のひとつである養育費問題、とくに裁判所が使う「養育費算定表」を解説します。

父親に有利で、子どもの養育にはとうてい足りない額になる算定の仕組みや、その算定を覆し、算定額を増額した判例などを紹介。

また、養育費確保のための制度の解説や、今後どう制度を変えていくべきかまで提します。

●もくじ●
はじめに
第1章 深刻な母子世帯の貧困
第2章 支払われない養育費
第3章 生活実態からかけ離れた養育費算定
第4章 養育費確保のための制度
第5章 判例からみる、個別的事情による養育費の加算
おわりに
シンポジウム「養育費のあり方を考える」下夷先生の講演録

●編・著●
大阪弁護士会 貧困・生活再建問題対策本部 女性と子どもの貧困部会

●定価●
本体価格1,400円+税 A5判112ページ

●出版社●
かもがわ出版

興味・関心がおありの方は、お近くの書店にてぜひご注文ください。

IHクッキングヒーターをいだだきました!

2014年4月4日 リアン東さくら

こんにちは。

このたび、三菱電機株式会社関西支社の皆さまと三菱電機SOCIO-ROOTS基金様より、立派なIHクッキングヒーターを寄贈いただきました。

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1992年に開始された「三菱電機SOCIO-ROOTS(ソシオルーツ)基金」は、社員の皆様からの寄付と同額を会社が上乗せ(マッチング)され、社会福祉施設や団体に拠出するマッチングギフト制度です。

三菱電機株式会社関西支社の皆様と三菱電機SOCIO-ROOTS基金様からは、以前にデジタルテレビを寄贈していただいており、学童の子どもたちはそれでオリンピックや高校野球を観て声援を送ったり、お気に入りのDVDを観たりして楽しんでいます。

今回いただいたIHクッキングヒーターを利用して、セミナーの時の晩ご飯や子どもたちのおやつをよりおいしく作ったり、子どもたちと一緒にクッキングをしたりして楽しみたいと思います。

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三菱電機株式会社の皆様の厚いご理解とご支援に心よりお礼を申し上げます。

三菱電機SOCIO-ROOTS基金様についてはコチラをご覧ください。

新たな門出

2014年4月1日 リアン東さくら

こんにちは。

いよいよ4月を迎え、多くの方が新天地で張り切っておられることかと思います。

東さくら園でも、 この4月から看護師として働き始めるお母さんがお二人おられます。

お二人とも仕事・家事・育児をしながら勉強に励まれ、国家試験に見事合格し先月に退所されました。

長い間いろんなことがありながらもレポート提出や実習などをこなし、本当に頑張っておられました。

今日はその内の一人のAさんが園に足を運んでくださいました。

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 Aさんは国際ソロプチミスト様からもご支援をいただいたこともあり、多くの方々への感謝とこれからの抱負を力強く話されていました。

Aさん、本当におめでとうございます!これからも頑張ってくださいネ!

春4月、新たなスタートを切った皆さんが元気にご活躍されますように!