11月21日・22日に「こども防災キャンプ」を北さくら園の学習室で行いました。
今年度、初めての取り組み!!
目的は・・・
さて、今回は南海トラフ地震を想定。
まずは、南海トラフ地震の説明。被害が最大となる冬の午後6時に地震が発生した場合、
13万3,891人が死亡すると予測されてます。 ただし、地震発生後5分~10分以内に全員が避難を始めれば、津波による死者はゼロ、堤防の沈下などによる死者は7,882人まで減少するそうです。
真剣に聞いてます!!
南海トラフ地震の予想規模はM9.1 とてつもない規模!!
さぁ、学習室を避難所にして、1泊2日の避難生活開始!!
まずは、地震で無茶苦茶になった学習室の片づけから。みんなで協力。


ここども防災キャンプを始める前に、職員で「これでもかー」と思えるぐらい、ぐちゃぐちゃにしました。片づけるを始めると、予想していた以上に早く、あっという間に普段の学習室に元通り。
学童が元通りになった所で、避難する時、自分ならこれだけは持ってくるように伝えたので、それを皆で披露しました。防災グッズを持ってくる子もいれば、ゲーム機を持ってくる子、雑誌を持ってくる子、理由もしっかりあって、本当にいろいろでした。
防災グッズはいざという時に役立つし、ゲーム機は懐中電灯代わりと娯楽の一つにもなります。


次は、ダンボールと新聞紙で寝床・スリッパ作り。子ども達に、「一人でもグループでもいいけど、一人ぼっちでさびしい思いをする子はいないようにみんなで考える。」を伝えました。
それぞれ、思い思いの寝床を作ってました。ちょっとした、テーマパークのようです。


新聞スリッパ
さぁ、次は入浴タイム。近所の銭湯にLet’ Go!!ゆーとも小松は「今ちゃんの実は」で紹介された銭湯なんです。
時間は17:30をすぎて、もう辺りは真っ暗。施設に帰って、皆でお鍋をいただきました。
夜、学童に集まってお鍋を食べるのは初めて。美味しかったー!!
実際、被災したらこんな風に食べれないかもしれませんが、皆でお鍋をつつく体験は良かったです。
お腹がいっぱいになったら、防災の学習。ぼうさいダックゲームとライターを使わず身のまわりの物で火をつけるデモンストレーション。
ぼうさいダックは、いざという時にどう対応するのかカードで学習。誰が一番早くできるか競争です。電池とガムの包み紙を使って発火のデモンストレーション。無事に発火。子ども達から、「おぉー!!」と歓声。
ぼうさいダック
発火のデモンストレーション
いよいよ就寝zzz。すぐ寝ると思いきや、寝ない!!!!寝たと思っても、新聞紙やダンボールが擦れる音で起きてしまう。おそらく、実際に避難した時もそんな感じだと思います。
深夜まで起きていた子もいてました。熟睡できず、起床。朝食は新聞紙で作った皿にパンと乾パン、コーンスープ。新聞紙の皿にビニールを被せることで、スープも入れれます!!

お腹を満たしたら、片づけと振り返り。協力してお片付けすると、とても早い!!
子ども達、楽しんで防災について学べたようです。アンケートも良い結果でした。
来年度は、もう少し本格的にしてみようかなー
