ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
10月上旬、さくら園宛てにこんなメールが届きました。
「こんにちは、初めまして。私は韓国にある仁荷(インハ)大学校・建築学部の大学院生です。今、私は教授と一緒に韓国の母子生活支援施設について研究しております。韓国の母子生活支援施設の今後の方向性(ケアと自立の強化に向けたガイドライン)について研究するために、日本の母子施設について研究しようと思っています。そんな中、インターネットでさくら園のホームページを見つけ、さくら園の様々な活動や運営についてより詳しく知りたいと思い、今回メールをしました。11月に研究旅行で日本に行く機会があるので、その時に施設に関するお話を聞かせていただけませんか?よろしくお願いします」
前々回のブログでご紹介させていただいたように、様々な機関や団体の方と情報交換会をさせていただく機会はあるのですが、海外の方からご連絡をいただいたのは初めての事でした。
南さくら園としても、韓国の母子生活支援施設のことについて是非伺いたいと思い、この素敵な申し出をお受けすることにしました。
そして、11月19日に仁荷大学校より教授の趙先生と、メールをくださった大学院生の金さんと、もう1人の学生さんが南さくら園にきてくださいました!
質問が耐えない程、皆さま研究熱心です!
皆さまとても研究熱心で、日本のひとり親家庭の方や母子生活支援施設に入所されている方が置かれている現状や制度について詳しく質問される様子がありました。
また、韓国のひとり親家庭の方や母子生活支援施設に入所されている方が置かれている現状についても聞かせていただきました。
趙先生のお話によると、韓国ではひとり親家庭に対する理解が十分でなく、利用者の方の中には母子施設に入所していることを伏せて生活されている方もおられるそうです。
日本では、児童も障がい者も高齢者も垣根なく、地域でみんながみんなを支えていこうという動きであることをお伝えさせていただきました。
趙先生と金さんの研究が発端となり、韓国でも地域福祉の観点が広がることを願います。
また、今回の情報交換会をきっかけとして、施設での支援について改めて気付かされたこともあり、南さくら園が利用者の方や地域の為にできることは何か深く考えていきたいと思います。
仁荷大学校の皆さま、本当にありがとうございました!
また日本にお越しの際は、ぜひ南さくら園にもお立ち寄り下さい♪
仁荷大学校の皆さま、貴重なお時間をありがとうございました!